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自炊しない?台湾の夜ご飯事情 World Bites #7

コラム 2021.02.23

毎週火曜朝7:43頃〜
FM Okinawa『Fine!』内『ブルームーンパートナーズのWorld Bites』

大城:『ブルームーンパートナーズのWorld Bytes』 このコーナーは「それは、世界級だろうか?」ブルームーンパートナーズの提供でお送りします。
毎週火曜日のこの時間は、県内企業の海外展開をサポートする経営コンサルティング会社ブルームーンパートナーズのみなさんに世界の情報をひとくちサイズでご紹介していただきます。今日は、今川雄太さんです。今川さんおはようございます」

今川:大家早安(ダージャーザオアン)! おはようございます。

大城:おはようございます。
今川さん、さっそくですが、今のご挨拶を訳していただけますか?

今川:これは中国語で「皆さんおはようございます」という意味ですね。

大城:今川さん、2回目のご出演ということなんですが、今川さんといえば台湾ですね。今日は「台湾のご飯事情」、晩御飯の事情についてお話しいただけるということですが。

今川:はい。大城さん、台湾の夜ご飯、どんなイメージがありますか?

大城:夜市で小籠包をいただいたり、どこからともなく臭豆腐のにおいがしてくるイメージがあるんですけど、いかがでしょうか。


今川:おっしゃる通りですね。夜市で外食をしたり、レストランで外食をするということが非常に多い国です。また、「持ち帰り」の文化も根付いているんですね。

大城:すでに台湾はテイクアウトが主流ということですね。

今川:そうなんです。日本では、お母さんが家庭で作ってくれる「お母さんの味」みたいなものもありますけど、台湾では自炊を行う方のほうが少ないといわれていますね。

大城:外食が多い、と聞くと羨ましい感じもしますね。

今川:そうなんですね。一見羨ましいなと思うんですけれども、実はですね、経済的な事情が影響しているんじゃないかといわれています。

台湾人の所得は、日本の平均所得と比べても低いといわれていて、「共働きをしないと生活をしていけない」こういった事情が背景にあるという風に聞いております。

私も3年前まで台湾駐在をしていて、私の周りでも8割から9割の方が共働きをしていて。やっぱりお家に帰ったらご飯作るの大変ですよね。

大城:共働きで忙しいがゆえに中々自分のお家でご飯を作ることができない、という背景があるということなんでしょうかね。

 

今川:そうですね。20~30代で独身の方のお家にお伺いすると、「あれ、キッチンないよ」みたいなパターンもあって。キッチンにコンロが1個しかないというケースも珍しくありません。

ただですね、最近は健康志向が高まってきていますので、「油を多くとりたくない」「化学調味料を食べたくない」という方は自炊をしてる方もいらっしゃったり。また去年爆発的に台湾でヒットした家電「ノンフライヤー」という油の料理を簡単にできる家電があるんですけど、こういった自分のお家で作りたいという方も徐々に増えてきているということで、台湾の夜ご飯事情も少しずつ変わってきているようです。

大城:ありがとうございました。今日は、ブルームーンパートナーズの今川さんにお話を伺いました。ありがとうございました。

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