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バス停と時刻表がない?サモアの交通事情 World Bites #21

コラム 2021.08.04

毎週火曜朝7:43頃〜
FM Okinawa『Fine!』内『ブルームーンパートナーズのWorld Bites』

大城:『ブルームーンパートナーズのWorld Bites』 このコーナーは「それは、世界級だろうか?」ブルームーンパートナーズの提供でお送りします。
毎週火曜日のこの時間は、県内企業をグローバルなマーケティングリサーチ力でサポートする経営コンサルティング会社、ブルームーンパートナーズのみなさんに世界の情報をひとくちサイズでご紹介していただきます。

今日は、松川博明さんです。松川さんおはようございます。

松川:おはようございます。今日は「サモア」についてお話をしたいと思います。

大城:サモアというと、どこにある国でしょうか?

松川:サモアは南太平洋に浮かぶ小さな島国で、ハワイとニュージーランドのちょうど中間あたりに位置しています。赤道直下の国なので、年中とても暑いです。

大城:なるほど。今日はそんなサモアの交通機関についてのお話を聞けるということですね。

松川:はい。サモアには唯一の公共交通機関としてバスがあります。しかし、村には基本的にバス停と時刻表がありません。

大城:えっ? では、どうやってバスに乗るんですか?

松川:村人は道路でバスを待ち、バスが来たらタクシーを止めるようにして手を挙げて、バスを止めます。時刻表もないので、1時間以上待つときもあれば、5分後に次のバスが来ることもあります。運転手の裁量によって、バスの時間が大きく変わります。

サモア,バス,それは、世界級だろうか?

大城:時間にとらわれない文化なんですね。

松川: そうなんです。もう一つ、サモアのバスには大きな特徴があります。バスが満席になったとき、乗客はなんと別の乗客の膝の上に座っていきます。

大城:ええっ、膝の上に座るんですか?

松川:はい。子供が大人の膝の上に座るのはもちろんですが、大人同士でも性別をあまり気にすることなく、膝の上に座ります。

大城:下の人は足が痛くなりそうですね。

松川:大きい人を上に座らせたときは、かなり痛いですよ。でも、「1人でも多くの人に座ってもらおう」という、サモア人の優しい心遣いを感じることができます。また、サモア人はとてもフレンドリーで物理的にも心理的にも距離が近いので、すぐに仲良くなることができますよ。

大城:今日は、ブルームーンパートナーズの松川さんにお話を伺いました。ありがとうございました。

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