好評のAIKATAビジネスマッチングイベント!
4th BUILD UP LUNCHを開催しました
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コラム 2021.07.08
あなたの目に映っている中華圏の人々はどんな感じですか?
しゃべる声が大きい!とにかく並ぶ意識がない!行動が理解しにくい!
このような印象を持たれている方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、彼らには彼らなりの訳があります。
前回は、縁起や風水が大好きな中国人の贈り物に対する思いについて紹介しました。
今回は、逆に中国人に贈ってはいけないものをいくつかご紹介します。
贈ってはいけない物とは!?
日本と中国では文化背景が異なるので、当然、贈ってはいけない物も違います。
縁起や風水を重視する中国人に、絶対に贈ってはいけない物がいくつかあります。
その代表の一つが「置き時計」です。「置き時計」は、中国語で「鐘」と書いてジョンと発音します。この「鐘」の発音は、「終」と同じ発音です。「置き時計を贈る」は「送鐘」と言い、「送终(死者を送る)」という非常に不吉な意味を持つ言葉と同じ発音です。また、発音や意味合いで、「梨」や「靴」、「菊」なども贈ってはいけません。ビジネスやお付き合いで中国人と良い関係を築くためには、こういった文化を知っておくと良いかもしれません。
礼儀として一回断る!?
中国では、誰かにプレゼンを貰う時に一回は断るのが礼儀とされています。また、その場で封を開けず、贈り主が帰った後に中身を見る、といったことも、中国では古くから美徳とされています。これは、仮に、貰ったプレゼントが気に入らない場合でも、お互いが気まずくなることを避けられるからでもあります。
日本では、プレゼントを貰ったら、目の前で開けて、喜びを分かち合うのは礼儀ですが、私は、初めてこの場面を見た時、非常に驚きました。後で知ったのですが「人から貰った大事なものを疎かにしない」という意味があるのですね。
私の経験からも、外国人に接するときに「えっ?」と思うことがあったら、「なぜ?」と聞くことをお勧めします。そうすることでお互いの無駄な誤解を防げますよ。
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