伊波貢の沖縄中小企業のためのmini経営塾 Part5 戦略
沖縄ブランドvs本土ブランドの好みは業種によって異なります
[myphp file='table.php'] 沖縄の個人(法人ではなく!)の消費行動においては、沖縄ブランドの企業か、本土ブランド……コラム 2019.04.22
コラム 2021.05.24
※このコラムは2021年1月放送分を記事にしたものです。新型コロナ関連情報は最新のニュースをご覧ください。
大城:『ブルームーンパートナーズのWorld Bites』 このコーナーは「それは、世界級だろうか?」ブルームーンパートナーズの提供でお送りします。
毎週火曜日のこの時間は、県内企業の海外展開をサポートする経営コンサルティング会社ブルームーンパートナーズのみなさんに世界の情報をひとくちサイズでご紹介していただきます。
今日は、今川雄太さんです。おはようございます。
今川:大家早安(ダージャーザオアン)! おはようございます。
大城:今川さん、今日は「台湾のコロナ事情」について、詳しくお話しいただけますか。
今川:はい、先日台湾人の友達とオンライン会議をしていたんですけれども、その時にこんな会話をしていました。「先週の音楽ライブ楽しかったね!来月も飛行機でライブに行きたいね」「いいねいいね!あっ、でも来月は、旧正月だから家族みんなで実家に帰るんだった」
こんな感じでですね、すごく楽しそうに会話をしていました。
大城:噂には聞いてましたけど、台湾はコロナ以前の日常をかなりの部分で取り戻しているんですね。
今川:そうなんです。台湾はコロナを最も抑え込めているエリアといわれており、これまでの感染者数は約900人、亡くなった方は10名以下と、日本と比較すると大きく抑えられていますね。
大城:すごいですね。でも、改めてなぜ台湾はここまでコロナを抑えられているんですか?
※このコラムは2021年1月放送分を記事にしたものです。新型コロナ関連情報は最新のニュースをご覧ください。
今川:台湾も日本と同様に、感染拡大初期の頃は毎日のように感染者が出ていました。ただですね、海外からの渡航者に対しては、隔離ルールを徹底して外部からの移入を遮断してきたんですね。特にそのルールを違反する方に対しては厳格に罰金の対応をしています。
また、政府が個人データを活用していたことも話題になりましたね。GPSのデータを活用したり、マスクが足りない時は、過剰な転売がないようにマイナンバーと購入枚数、さらにはお店のマスクの在庫を連動させるなどの施策も日本でも知られるところはあったと思います。他にも様々な要素があると思いますが、今でも人が集まるところではマスクの着用義務がありますし、先日台湾国内で陽性者が出たときは百貨店を全館閉館して消毒するなど、徹底した対策が行われているようです。
大城:すごいですね。しかし台湾では、何故これほど徹底できているのでしょうか。
今川:台湾は2003年にSARSウィルスの経験をしています。その経験を活かして、政府もウィルス専門の対策組織をつくったり、個人もお互いに感染させないように、非常にこの感染対策意識が強くなっています。ウィルスに対しての準備がもともとできていた。こういったベースがあったことが、大きな成功に繋がったようです。
大城:以前の経験が活かされているからこそ、日常をいち早く取り戻したということですね。
今川:そうですね。私も台湾の現地には1年以上行けていないんですけども、現地のパートナーとオンラインで連携して、最近ではデパートで日本の物産展やインフルエンサーを集めたPRイベントなどを行っています。人は行き来はできないんですけど、モノや情報は動かせますので、コロナ前と同じように日常生活を送れている台湾市場には非常にチャンスがあると思います。
大城:わかりました。今川さんどうもありがとうございました。
今川:ありがとうございました。
※このコラムは2021年1月放送分を記事にしたものです。新型コロナ関連情報は最新のニュースをご覧ください。
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