伊波貢の沖縄中小企業のためのmini経営塾 Part 2 組織
売上高1億円超えを目指すなら社長が全部やっちゃダメ
沖縄の企業(個人事業)をみていると、売上高1億円の壁を超えられないケースが多いように感じます。 この場合、社長が自分のお金で経営し、現場も……コラム 2018.12.19
コラム 2021.04.28
大城:『ブルームーンパートナーズのWorld Bites』 このコーナーは「それは、世界級だろうか?」ブルームーンパートナーズの提供でお送りします。
毎週火曜日のこの時間は、県内企業の海外展開をサポートする経営コンサルティング会社ブルームーンパートナーズのみなさんに世界の情報をひとくちサイズでご紹介していただきます。
今日は、謝花 聡恵さんです。謝花さんおはようございます。
謝花:Selamat Pagi! おはようございます。
大城:今日はインドネシアの誕生日のお話をしてくださるんですね。
謝花:はい。一年に一度のめでたい日のお誕生日ですが、インドネシアのお誕生日は「嬉しくない」ことが多いんです。
大城:嬉しくない? 年を取るのが嫌ということなどでしょうか?
謝花:実はインドネシアのお誕生日は、誕生日の人が、周りのみんなにご馳走しないといけないんです!
大城:え! 誕生日の方がおごってもらう側ではないんですね?
謝花:実はこれは小さい頃から始まって、保育園でも自分の子が誕生日だと、親がテイクアウトのお弁当をクラスの子たちの分注文して持たせたりします。私もインドネシアで働いているとき、職場のスタッフから何度か、誕生日ということでご馳走をいただきました。
大城:なるほど、食事を振る舞うのがインドネシア流ということですね。
謝花:私も、インドネシアでスーパーの店長として働いていた時に、日本人一人で70人のインドネシア人スタッフを抱えていました。一応職場ではボスでしたので、自分の誕生日には、ケンタッキーで、70人分のチキンとごはんのセットを買って振る舞ったことがあります。誕生日の振る舞いが何十人分になるのはインドネシアあるあるでもありますが、さすがに財布が苦しかったです。
大城:うれしくないことが多い、とおっしゃっていましたが、誕生日の方は奢らされる以外にも何かあるんでしょうか?
謝花:実はおごらされるくらいはかわいいもので、インドネシアの学生は、誕生日の友達を、木や椅子にしばりつけ、水やコーヒーをかけたり、極めつけには卵を投げつけたりします…!
大城:えっ?!
謝花:これはインドネシアの若者文化だと思いますが、私も留学時代にキャンパスで何回もこの場面に遭遇しました。最初はいじめかと思って本気でびっくりしたのですが、みんな慣れっこで、やられた方も本気で怒ることなく「も~!」くらいで済んでいたので、インドネシア人のおおらかさを感じました。もちろんこういった悪ふざけは学生時代までですが、インドネシア人の友達の中には、この悪習を避けるために、ひたすら誕生日をひた隠しにしている人もいました(笑)。
大城:今日は、ブルームーンパートナーズの謝花さんにお話をうかがいました。ありがとうございました。
謝花:Terimakasih(ありがとうございます)!
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